7年半の起業生活に一区切りをしました。
久しぶりにブログを書きます。
昨日2018年4月2日
新入社員の入社式に出席しました。
これからの期待や不安が混じりながらも未知数の可能性を秘めたその笑顔に身が引き締まるそんな日ですが、
社会人10年目の私もこの度新しい環境でのチャレンジのスタートを切りました。
この度2010年に創業した株式会社アプトは2015年ツクルバグループに参画した後、
昨年11月に全株式を株式会社アカツキに売却、
本年4月1日株式会社アカツキライブエンターテインメントと合併しさらに大きな未来を目指す形になりました。
株式会社アプトの吸収合併に関するお知らせ | 株式会社アカツキライブエンターテインメント
このタイミングで私も同社の執行役員として新しい挑戦の場をいただくと共に、
ずっと牽引してきた旧アプトのサービスを権限委譲し、
自分史上最大規模の新規開発のプロジェクトで責任者として不相応なチャレンジをさせていただいてます。
話は遡って2010年にカフェから始まった僕らのチャレンジは、会社経営というにはあまりに幼稚な、手探りの毎日を過ごしてきました。
ただここまで、どんなに苦しくても変化を恐れずに成長の脚を止めずに全力疾走してきたこと
何より想いに共感して同じように全力で走り抜いてくれたメンバーと、同世代であっても本当に高い志で尊敬できるアプト・ツクルバ経営陣と一緒にこの道を歩んでこれた事を心から誇りに思い、駆け抜けた青春を思い出すと少し寂しくもなります。
ここまでの7年半の道のりは決して平坦ではなく、
うまくいかないことの方が多いし、悔しい、辛い思い出ばかりで、
経営者として凡人である自分に劣等感を持ち惨めになったこともたくさんあります。
それでも孤独を感じたことや、選んだこの道を後悔しなかったのは関わってくれた皆さまのおかげです。
振り返ってみた時に今の人生で関わりをいただいてる方のほとんどは、
24歳の大きな決断がなかったら出会えなかった方ばかりです。
名前をあげるとキリがありませんが特にここまでの道のり全てを共に歩み、同級生ながら自分をファシリテートしてくれた現ツクルバ CEO村上氏には経営者としての尊敬と、計り知れない恩があります。
今回の経緯は遡って2016年の年末
ここまで育てて来たアプトの事業が目指す世界と今までの成長速度を俯瞰した時に
”果たしてこのままの成長の延長線上で僕らはのサービスは本当に世の中を変えられるようになるのか?”という疑問が出て来ました。
代表として全ての権限を持って意思決定できる状況は正直居心地も良いですし、全ての工程に携われる楽しさがあります。
ですが今回はあえて、より高いチャレンジをするために、自分達が牽制されビジネスマンとして成長できる環境、そして携わってくれる皆に最高の経験と成長を用意できるよう、また大事に育ててきた自分達の哲学をよりたくさんの人達に届けられるよう
たくさんの時間をつかって考えた結果、今回の決断に至りました。
いくつかの会社様からお声がけをいただいたのですが、
アカツキの哲学、創業者のお二人をはじめとする魅力的な方々とお話をしてアカツキグループとして未来をつくっていくことを選択しました。
一緒に合流をしたアソビバ社含め、
もう2度とないであろう最高のご縁をいただきました。
社会人10年目の春、歳は32歳になりますが、
社名と立場は変わっても20代以上の最高の青春を新しい環境でスタートできる事をとても光栄に思います。
アプトに関わってくれた全ての皆さま
本当にありがとうございました。
引き続きアカツキグループ並びにツクルバ 社をどうぞよろしくお願いいたします。